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Second attack to Hasetsune!

2011/11/05
hasetunestart.jpg
(写真:ハセツネCUP2011スタート!写真はトレラン王国より頂きました、Special Thanks!)

自分にとって2回目となったハフェフネCUPは9時間55分17秒(総合62位)という結果でした。1回目に走った記録より2分近くオーバー。密かな目標がサブ9だったから、正直結果は満足のいくものではなかったけど、レース内容としては過去に走ったレースの中でもTOP5に入るくらいの満足度でした。

今回レース中にハイドレから水が漏れてしまうハプニングが起きました。レース前にもザックが少し濡れている事は確認していたのですが、それはただハイドレとホースの連結部分の差しが甘かったから漏れていた程度にしか思っていませんでした。がしかし、レースが進むに連れて、飲んでいる量とハイドレに残っている量が明らかに違うことに気付き「これ結構ヤバイ展開じゃないの?!」と事の重大さに気付かされました。人生で始めてクラシアンを呼びたいと思ったのは、この日が始めて。少し焦っていたところで、入山峠からほぼ一緒に走っていた戦友ISOさんから「なるようにしかならない!行けるところまで頑張りましょう!」と、とても前向きで励みになる言葉を頂き、冷静さを取り戻せた気がしました。

水漏れに気付いてからは、なるべく省エネで摂取する水分を減らしてはいたものの、三頭山手前の槙寄山ではハイドレがスッカラカンになってしまい、唯一水を補給できる第二関門までの10km弱が鬼のように長く感じた。摂取する水分が少ないおかげで、体が次第に脱水気味になっていくのも解った。三頭山の登りでは、足を一歩出すのも一苦労といった感じで、後続選手にバンバン抜かれる。「俺相当遅いんだろうな」そんな事を思いながら、ハンガーノックにはなるまいと、水なしで食べるジェルがスゲー甘い。パラつく雨が降るたびに口を空けて水分補給と思っても全く飲めた量ではない。「キョロキョロしても水の入ったペットボトルなんてトレイルに落ちてないよ!」と、自分に突っ込みを入れながら進む。この区間、唯一抜かせて頂いた選手はウッドダイヤモンド(It is just a wood stick)を使用していた横山峰弘選手だった。とても辛そうだったけど、沈黙なる気迫が感じられた。だんだんと意識がもうろうとしてきて状況が更に辛くなっても、レースを止めたいとかマイナスな気持ちは一切湧き上がってこない。そもそも自分の辞書にはリタイアという文字は存在しない。これはとても自慢することでもないし、人に共感を得るものでもないけど「リタイア=自分に対して負ける」「レース=自分自身との戦い」そんな勝手な思いがあるからリタイアだけは絶対にしたくないと常に思ってしまう。この先、歳を重ねるごとに、こんなちっぽけな考え方は変わっていくのかもしれないけど、とにかく今は自分自身だけには絶対負けたくないという気持ちがある。

6時間14分かけてようやく第二関門に到着。頭の中は「H2O H2O H2O H2O H2O H2O H2O」で一杯一杯。エイドでは持参していたILOHAS 500mlのボトルを使って、その場で1リットル飲んだ。残りの500mlはハイドレではなくボトルに入れて、いざ出発と思っていた矢先にボトルから水がピューっと漏れ始める。そうそう、レース中にボトルがコンパクトになるようクシャッとしていたせいで、ボトルに穴が空いてしまったようだ。少々の焦りもありながらも「えっ?これドリフ?!」と少し楽しくもなってきた。水を飲んだら「水を得た魚」のように元気が一杯。頭も冷静さを取り戻して、とにかく完走をしようと思っていた考えが、SUB10を意識し始める。

御前山の上りで、昨年は金比羅尾根で会った原始人さんに会う。実力的には自分より更に上をいく仲間だけど、この日は胃のトラブルで調子が悪そう。「時間が掛かってでも絶対にゴールするから!」という言葉に後押しされ先を行かせてもらう。三頭山でバンバン抜かれていたお返しに今度は御前山で自分がバンバン抜く。御前山山頂に着き、少し下ってコースを外れたところの非難小屋で漏れを覚悟でハイドレを満タンにする。コースに戻ると抜いていた選手に再び抜かれていたので、またまたバンバン抜き返す。大ダワまでの苦手な下りはハラハラドキドキしながらも絶好調。大ダワでの仲間の大応援団が嬉しいのなんの。超元気になる!大岳山までの走りやすいトレイルでは、のまさんに追いついて先を行かせて頂く。実力的には自分より更に更に上をいく先輩なんだけど、今日は調子が悪そう。辛くても前に進もうとしている姿勢が格好良く見えた。大岳山の上りでは三頭山の上りで抜かれたelbさんに追いつく。今度はelbさんが水のトラブルでクラシアンを呼びたそうだった、、、大岳山頂まで来れば先々ある階段以外は全て走れるトレイルだからゴールがだいぶ見えてくる。大岳の下りも危ない場面がありながらもNo bloodで無事生還。非難小屋で満タンにしたはずのハイドレもそろそろ完売。でも、綾広の天然水があるから大丈夫と思っていた天然水もパイプが外れていたせいで飲めずにスルー。悔しいです!

8時間42分かけて第三関門に到着。SUB10達成までのタイムリミットは1時間18分。頑張ればイケる!嬉しさが込み上げてくる。そして日出山にはアンさんが応援してくれていることは解っていたから更に元気が出る。御岳神社の水場で最後の補給を済ませる。この辺でガスがひどく視界が悪かったので、ヘッデンとハンドのON/OFFの繰り返し。日の出山ではアンさんから激励を頂き、ここからは約束どおり魂の走り。正直この時点でSUB10は見えていたけど、妥協した走りだけはしたくなかった。ゴールテープを切る瞬間まで全て出し切ろうと、とにかく走って走って走りまくって、目の前にあるライトは全て抜かせて頂く。ライトが見えなければ自分自身の弱音に負けないように必死で走った。凄く凄く苦しいんだけど、家族のことや仲間のこと考えながら走れば更に頑張れた。そして長くも短くも2回目のハフェフネは全て出し切って終わった。


hasetsunefinishl.jpg
(写真:ゴールの瞬間!ド笑むポーズでウキキ!写真はハリ天さんハリマネさんより頂きました!Special Thanks!)


2回目のハセツネは、獣にもなれずタイムも正直納得のいくものでもなかったけど、レース中にハイドレが壊れてしまうというハプニングの中「ドン底になった気持ちを⇒どうやってゴールにたどり着こうか?⇒次第にはせめて昨年の自分越えをしてやろう!」と前向きに考えていた自分がいたこと、最後は完全にプラス思考で走っていた自分がいたことが、とても大きな収穫でした。この気持ちはDMJという仲間やたくさんの仲間が同じく苦しみながら(喜びながら)一緒に走っているという大きな支えがあったから芽生えた強い気持ちだと思います。改めてDMJという熱い仲間と一緒にハフェフネという舞台で同じ時間を共有出来た多くの仲間に本当に感謝の気持ちで一杯です。


感謝
大会関係者やスタッフの方々、お疲れ様でした!皆様無くしてこの大会は存在しません!本当に本当に有難うございました!浅間峠での大応援、大ダワでの大応援、日の出山での大応援、数え切れないところで応援して頂いた皆様、本当に感謝しております!何度も何度も心が折れそうな時、その応援が後押しをしてくれました。お声を掛けて頂いたのにも関わらず、あまり気の利いた応対が出来なった方もいたかと思いますが、すみません!結構一杯一杯でした!


次のレースは相方ISOさんと出走する神流ペアマッチ!フランスの招待レースに目が眩んだ多くのバカヤロウ共(Especially me!)と戦ってきます!その後はアメリカで開催されるChimera100mileというレースで、人生二度目の100マイルレースを走る予定です。

「今日という日を全力で生きる!」という最大の目標を抱え、引き続き精進していきたいと思っていますっ!


Keep on Trailrunning!
Tomo2011
10:54 race | コメント(10) | トラックバック(0)

August 2011, Training & Weight

2011/09/23
IMGP4635.jpg
(写真:楽しかった初の北アルプス!我らが「The常念隊」!三人とも学生時代サッカー部部長という繋がりがあったとは、このとき始めて知りました)

training
training hours: 42hours25min
training days: 14days
run: 41hours45min
bike: 40min
amt: none
race: none
alcohol: 19days

weight
78.8kg⇒78kg(-0.8kg)

body fat
21.0%⇒18.5%(-2.5%)

some notes for myself

・さくら生後5ヶ月になりました。起きている間の8割はずっと笑ってる。何を考えているのか解らないけど、とにかく家庭を明るくしてくれる天使のようだ。
・「ド笑むlike a girl」という名のイベントを企画するとか、しないとか。
・ハフェフネでSUB9を達成するためには?と、3号に聞いてみた。「獣」にならないと達成できない世界なんだと。体、気持ち、天候、トレイル、全ての条件が揃って、尚且つ自分自身が「獣」にならないと達成出来ないんだと。SUB10達成の喜びは最初が最後の1回でしかない。10.22は「獣」と化して新たな喜びを味わいたい。
・SFMT2011。今できる精一杯を出し切ってきたい。苦しくなってからがド笑む勇気を試す試練の時だ。昨年6号と走った最高の思い出を振り返りながら、ゴールは昨年以上に空っぽの状態でゴールしたい。


Keep on trailrunning!
tomo2011
03:33 report | コメント(0) | トラックバック(0)

July 2011, Training & Weight

2011/08/11
DSC_0478.jpg
(写真:先日さくらの生後100日目を祝してお食い初めをしました。始めて見る鯛に少々ビックリしている様子。)

training
training hours: 54hours45min
training days: 20days
run: 54hours15min
bike: 30min
amt: none
race: OSJ Ontake Ultra Trail 100mile
alcohol: 14days(レース後EVERYDAY)

weight
74.8kg⇒78.8kg(+4kg)

body fat
17.5%⇒21.0%(+3.5%)

some notes for myself
・おんたけウルトラ後に短腓骨筋を痛めてしまって、ほぼ3週間NO練習AT ALL。
・お陰さまで体重は4kg増量したものの怪我は完治。怪我をした時は無理せず安静IS THE BEST!
・リバウンドは怖いね。信越に向けてダイエット開始するよ!目標は71kg。
・最近さくらが赤ちゃん語で何かを訴えてくる。たぶんUTMBに出たいと言っているのだと思う。
・脚の爪っていらなくない?と思っているのは自分だけでしょうか?!の件。
・DMJ式グランドスラム設立。一つでもクリア出来なかったらDM J2に降格。チーム名は「バイバイDMJ」。
・富士登山駅伝のコースは練習に最適と3号が熱く語る件。なべミシュラン星3つ頂きました!
・今月末に多くの知人がUTMBに出走します。SAFE TRIP! AND GOOD LUCK WITH YOUR JOURNEY!


Keep on trailrunning!
tomo2011
21:10 report | コメント(2) | トラックバック(0)

OSJおんたけウルトラトレイル100マイル

2011/08/03
IMGP4363.jpg
(写真:聖地@松原運動公園に着きました!ド笑むポーズの後は受付)


おんたけ100マイルで頑張った代償は思いのほか大きかったです。レース後、何十年ぶり?!という風邪を引いてしまったり、短腓骨筋(足の外側踝付近の箇所)を痛めてしまったり、、、レース後、体中いろんな箇所が疲労困憊していたおかげで、身体中の細胞がそれらの修復に間に合っていない感じが、しばらく続きました。

レースへの想い入れも相当強いものがありましたが、頑張った体への負担も物凄く大きいものだったと身を持って体感しました。お陰で長い休足日も取れたので、今は身も心もリフレッシュし、今週から練習再開といったところです。それでは覚えている範囲で初の100マイルレースの参戦記を記録したいと思います。


~レースまでの意気込みや練習~
・参戦決定からなかなか満足の行く練習が出来ていなかったけど、OSJ奥久慈に集まったDMJの仲間から沢山の元気をもらい、これを期におんたけへのモチが一気に上がる。
・レースまでに強くなれる期間と力量は決まっていたから、無理に強くもなろうとも思っていなかったし、なろうともしなかった。ただ、どうやったら満足のいく結果を残せるのか考えたとき、①持てる力を100%発揮出来た時②100mileという距離をイーブンペースで走り続けられたとき③ゴールに辿り着くことが出来たとき、と思っていた。
・レースをするという思いよりは、どうやって100マイル生き残るか?という思いの方が強かった。
・距離が短ければ当たり前に近い事でも、距離が長くなればなるほど、当たり前を続ける事がとても困難である事は、過去にTDT(攣―ル・ド・トモ)を2回走った経験で身にしみて感じていた。
・おんたけでのレース展開は想像を絶するほど苦しい展開になる事は重々想像できたからこそ、レースまでに練習を積む理由と言えば、苦しみに苦しみ抜き切る体づくりをするため。これしかなかった。
・練習内容と言えば、とにかく毎日LSDをすること。一日の目標を30kmとひたすら頑張った。週末は奥多摩の林道などに出かけ起伏トレもした。
・辛くても自分が毎日頑張れるモチベーションは、自分が1位になるんだ!というとんでもない勘違いが自分を動かしてくれた。誰が出走するかも解らないし、1位という数字に全くの根拠も実力もないけど、その漠然としたイメージが辛い時にいつも救ってくれた。ただのバカです。


~道中、宿、レース前~
・大会当日、yamayaさんsmallislandさんとムサコ5amに集合。リアルおんたけに向かう前に大田区にあるおんたけ神社(分社)で安全祈願をする。別名ホワイトアウト祈願。
・今回の宿は「みやま」。物凄く融通を利かせてくださる素敵なご主人。次におんたけで宿泊する時は間違いなくココ。レースまで「みやま」ご自慢のヒノキ風呂に何度か入ったり、寝たり、ゆっくりリラックス。台所でトントン響く音がやけに心地よかった。まるで実家にいるイキフンっ。
・スタート1時間前、ゴール地点に車を停めて最終準備開始。準備が終わったところでJOZYさんがわざわざ会いに来てくれた。神様セミナー仲間同士、互いに精一杯頑張ることを誓う。
・レース30分前、スタート会場行きのバスを、ゴール地点で待っていても一向に来ない、、、泣きの電話をsuuさんに入れたら「すぐ行くから待ってて!」とスーパーマンもビックリする勢いで迎えに来てくれた。乙女だったら間違いなく心がコロッとっ。suuさん、その節は有難うございました!!

IMGP0186.jpg
(写真:スタート会場に行く前にみやま前で記念撮影!yamayaさんとsmall islandさんに見送って頂く。写真はyamayaさんよりご提供、Special Thanks!)


~ウェア、ギアー、補給~
Wear
・XA Cap+二等兵ヒラヒラver(Salomon)
・Trail Runner Tank ll(Salomon)←DMJチームウェア
・EXO SLAB II Short(Salomon)
・EXO lV Calf(Salomon)
・XT Trail Pro Socks(Salomon)
・Under Inner(FineTrack)
・Ankle Band(SportsAuthority)
・Magic Cool

Watch
・T6c Red Arrow(Suunto)

Taping
・X-Tape(New-Hale)左右の足首×2枚貼り+ホワイトテープでスタータップ
・V-Tape(New-Hale)左右の膝×2枚貼り

Shoes
・XT Wings S-lab2 Trail runner(Salomon)

Pack
Start⇒第2関門
・Advanced Skin S-Lab Pack(Salomon)
第2関門⇒Goal
・XT Wings 10+3 Vest(Salomon)

Stock
・LEKI(第2関門から)

Light
・Zentos Delta Peak DPX-233H(ヘッドライト)
・Zentos 閃 SG-329(ハンドライト)

My Friend(旅の友)
・サロンパス×1本

Energy
Start⇒第2関門
・ハイドレーション(Source)1.5リッター:水1.5+Carboshotz tablet×2
・予備水(いろはす):水500ml
・フラスコ×5:各フラスコをPGel×4+VespaHyperで調合
・VespaHyper×2(通称:山の生中@2号機)
・グミ:PowerBlast×1、明治果汁グミ×2
・アップ(集中剤@眠気対策)

第2関門⇒Goal
・スペシャルドリンク700mlボトル:AminoVitalゼリー×7
・フラスコ×2:PGel×4+VespaHyper
・VespaHyper×2(通称:山の生中@2号機)
・グミ(PowerBlast×1、明治果汁グミ×2)

@エイドで
・きゅうり×6:CP1
・バナナ×4:CP1
・おにぎり×1:CP2
・ドデカミン×1:CP2(MYエイド)
・レッドブル×1:CP2(MYエイド)
・カットフルーツ(パイナップル):CP2(MYエイド)
・そーめん×1:CP3
・水:覚えきれないほど飲んだ


~作戦~
・脚が動かなければ手で歩け!手が動かなければ指でゆけ!指が動かなければ歯で噛みながら歩け!歯もだめなら目で歩け!目でもだめだったら想え!


~レース~
Start⇒第1関門(0km-53km)
スタート地点に着くとレースガイダンスが終わりに近づく模様だった。一部コース変更があったらしい。出走選手はたったの47名だから会場はガラっとしていたけど、濃いメンバーばかりだった。スタート5分前、ゼッケン番号1番の自分が選手代表で御祓いを受けさせて頂く。スタート1分前、junさんと握手をして健闘を祈る。言葉を交わさなくても互いが本気モードにスイッチが入った事は目を見れば解る。更に気合いが入る。

3、2、1、スタート!自分が楽しみにしていたこの瞬間がとうとう始まった!体はフワフワしている感じだけど調子は良さそうた。スタート直後、suuさんが沿道から「おまえのためのレースだからな!」と気合いの言葉で自分を奮い立たせてくれた。最高だった。レースはキロ6くらいでゆっくり始まる。自分を先ゆく選手は13名くらい。このうち何人が落ちてくるのだろうか?!ふと思いながら走る。先に行く選手についていきたいスケベ根性が出るたびに「今日は人と勝負しにきたんじゃない、自分と勝負しにきたんだ!」と何度も自分に言い聞かせる。20時スタート開始から明け方までの8時間は漆黒だから怪我や転倒をしないように慎重に進む。宿でグッスリ寝れたのと、junさんから頂いたアップが効いているのか、目も頭も冴えていた。

10km地点位から昨年のおんたけ入賞者である24番の選手と会話しながら進む。自己のペース配分を熟知している方で、とっても冷静なランナーなんだと会話から感じる。話をしていくとツネ様ダブルを24時間くらいで完走したり、今年はUTMBを走る予定だったり、とっても目的意識の高い選手でした。補給はスタート後1時間から30分置きにジェルを1個分補給した。味はいつも通りトロピカルフルーツ。漆黒のうちは、気温は物凄く快適で、とっても走りやすく、喉もそれほど渇かなかった。この区間、何を考え、何を想い、何を感じながら走っていたのか、振り返ってもあまり記憶がないけど、とにかく53km地点の初の大エイドが楽しみだった事は覚えている。先ゆく選手のペースがが落ちてきたのか35kmくらいの小エイド(栄養ドリンクもあった)のところでは6位。自分のペースが速いの?そんなこともない。常に自問自答を繰り返し、イーブンペースを意識しながら進む。

40km地点で時計を見るとちょうど4時間。100kmの選手もスタートしたんだ、ふと思う。今考えれば少々突っ込み過ぎだった気もするが、この時はこれが無理のない心地よいペースだった。まだまだ気持ち的余裕はあるものの、距離を重ねるごとに足への疲労は蓄積していくのは感じる。その度に「旅の友」であるサロンパスをシュッシュッする。これがひんやり気持ちいい。エイド手前で24番の選手のペースが落ちてきたので、先を行かせて頂く。深夜2時1分、第1エイド(第1関門)到着。エイド食は、きゅうり、バナナ、水。ハイドレに水を追加して、きゅうり4本、バナナ2本頂く。出るタイミングで24番の選手が到着したので、先に行く事を告げ、エイドを出る。レースは残り約3分の2、まだまだ元気!


第1関門⇒第2関門(53km-102km)
エイドを出てすぐにバナナ2本も出た。水を飲み過ぎたせいで、その後、きゅうり2本も出た。食べた順番に出るもんなんだ、ふと思う。エイドを出るとしばらく三浦ダム付近の舗装路まで林道をズンズン下る。下る途中の笹林のところで獣臭+ササササッと何かが動く音がした。それが自分と並走していることに気づき、ペースが一気に上がる。こんな時に襲われるなんて勘弁だ、ふと思う。幸い舗装路に出た時には獣臭もサササ音も無くなり一安心。でも、舗装路に出てから走りやすいロードになったのと、さきほど獣に追われた勢いの余韻もあり、キロ4分15くらいで走り始めてしまう。ここは勝田マラソンか?!と思うくらい飛ばしてしまった。ここでの体力の無駄遣いが後半に響いたと思う。

舗装路を飛ばしながら、なかなか矢印くん(標識)が出てこないから、ミスコース?マジ?!戻ろうか?!などと焦っていたら、反対側から車が!それがタッキー一同で声援を頂く。コースは間違っていなかったようで一安心。舗装路が終わったところの小エイドで水を頂く。ここから2回目の第1エイドまで500m登る。舗装路を飛ばしてしまい、「後半潰れたらおまえのせいだからな!」と先ほどの自分に愚痴をこぼす。すかさず「おまえがおまえだろ!」と突っ込みも入れた。

第2関門までウォーミングアップだと決めていたのに、この時点でけっこう脚が重く感じてきた。とにかく低燃費走法で100kmの選手と合流するであろう2回目の第1エイドを目指すが、この辺にきてyamayaさんとsmall islandさんには会えないことが計算できた。会う事を凄く楽しみにしていただけに残念だったけど「心は一つ」の想いで気持ちを切り替える。2回目の第1エイド手前で100kmサブ15くらいの選手達と合流する。走りに元気がある方、ない方、とにかく選手に会うことで元気が出た!

2回目の第1エイドに到着。ここで100kmを走るAGIさんに会えて元気が出た。エイドでは再びきゅうりとバナナを頂き、ハイドレに水の追加をした。エイドを出て、今度はリバースしなかった、ふと思う。エイドを出た頃から日も出始め、ライトはOFF。TDTでは暗くなると眠くなるけど、明るくなれば眠気が覚める事は立証済。がしかし、今回ばかりは明るくなってから物凄い睡魔に襲われた。心拍数はAve155bpm以上を維持して走ってきたけど、この時はいくら頑張っても130bmp位までしか上がらなかった。眠くて立ち止まりたいけど、とにかく歩いてでも前に進んだ。遅くても前に進めばゴールは確実に近づく。復活する事を信じ続け前に進んだ。いま眠いこの区間は前回走った時は真逆の確変区間だったな。そうそう、おんたけってこんな景色だった、懐かしいな。前回は雨で見れなかったおんたけ山はこんなにハッキリと見えるんだ!などなど、思いながら進む。睡魔をごまかそうと食べたり、飲んだり、旅の友を顔にシュッとしたり、格闘すること約2時間弱。何が功を制したのかは解らないけど、しっかり走れるようになって一安心。

走れるようになった頃には日差しがかなり強くなってきたので、二等兵ON、サングラスON。湖畔の小エイドで水を頂き、先を急ぐ。ここから第2エイド(第2関門)までは17km。とにかく第2エイドの自分エイドが楽しみだった。湖畔から第2エイドまでは登り基調になる。おんたけらしいポックリ油断禁物ガレ場トレイルが始まり、「俺は干物かっ!」と突っ込みを入れたくなるような日差し直撃な炎天下が体を干し始め、「あんなとこに人がいる!えっ?!あそこまで行くの?!」とビックリさせられる先々見渡せるコース全貌が続く。そう、この辺りから、おんたけマニアやド笑むには堪らない展開が始まる。途中、鏑木セミナーでお知り合いになった100kmを走る仲間に追い付く。互いに疲労は隠せない感じだったけど、会って共に元気が出た。「最後まで頑張ろう!」と声を掛け、先を行かせて頂く。GOOD LUCK!

朝8時3分、第2関門到着。到着すると4位の選手がリタイアをするところだった。声を掛けさせて頂いたけど本気で止めるとのこと。ここで自分が棚ボタ4位に。エイドでは、タッキー、「みやま」のご主人、ボランティアスタッフ、選手の方々にたくさん声を掛けて頂いて嬉しかった。中には自分を知ってくれている方もいて嬉しかった。補給は、自分で用意したコーラの一気飲み!ドデカミンの一気飲み!カットフルーツを一気食い!いや~生き返った。その後、水を頭からかぶった勢いで水が目に入りコンタクトがズレたので、車のミラーをお借りして付け直す。ミラー助かった。エイドで10分くらいゆっくりしてから、代えのザックに切り替え、ストック仕様でエイドを出る。ここまでウォーミングアップの作戦も実は結構いっぱいいっぱいだった。さっきのエイドでの元気は実はカラ元気だったんだよ。でもでも、「ここまで来たら最後まで行くよ!」@激走モンブランでの神の気持ちだった。


第2関門⇒第3関門(102km-119km)
この区間は3つ登って一気に下ったところが第3関門。距離も17kmだし、登りもそんなにないから、気持ち的には楽。エイドを出てしばらくしてからお腹の調子が…笹林を見つけてペーパー代わりの笹を2枚もぎ取る。お花畑で力むも空砲かよ!無駄にパンツを下ろしてしまった。しかたなく先を急ぐ。

ストックは使い込んでいなかったから、始めは持ってこなければ良かったと思うが、使っていくうちに有難味が良~く解る。上りは登りの手助けをしてくれるし、下りは足への負担を軽減してくれる。この日ストックが僕のセカンド足となった。ストック走行を楽しんでいるとすぐに第3エイドが近づいてきた。エイド手前で2009年OSJ全戦完走仲間のT所選手に追いつく。普段はこの辺の順位にいる選手ではないのだけど、この日は調子が悪いようで辛そう。とっても辛そうだったけど、自分が100マイルで現時点4位で走っている事に対して自分の事のように喜んでくれて嬉しかった。

朝9時51分、第3関門到着。到着するとスタッフのミホチさんが声を掛けてくれた。先ゆく100kmを走る仲間が元気だったと聞いて安心する。走る前は「わんこ蕎麦」を食べるイメージをしていたソーメン第3エイドも、熱さなのか、疲労なのか、なんなのか、1杯食べるのが精一杯だった。エイドを出る前に井戸からジャブジャブ出ていた水をジャブジャブ浴びる。あと残り41km。解ってはいるけど、思うだけで顔が引きつる。


第3関門⇒Goal(119km-160km)
レース中で一番長く感じたのが120km~140kmの区間だった。頭では「あと40km!10kmを4回だけだよ!」と解っているものの、本当に本当に長く感じた。午前10時、100kmの仲間はそろそろゴールする頃か、どんな結果だったんだろうか、ふと思う。レース前半に、先ゆく選手に追いつきたい!と考えていた自分も、この時点では、そんな力も無くなり、自分にすら負けそうな勢いだ。だけど、自分に強く言い聞かす。体力の限界を越えて始めて自分が勝負出来る土俵が出来るって豪語していたのは自分じゃないの?!この苦しい展開を望んでいたのは自分じゃないの?!今が強くなれる最高の時じゃないの?!こんなことを自分に言い聞かせながら走るも、本当に辛い時は歩くのが精一杯だった。

水分を小まめに取っているはずも気が付けば喉が乾燥している状態。砂漠には行った事ないけど、こんな感じなんだろうなと、ふと思う。気温は34℃。もう暑さも限界に近い。沢から滴る水を舐めたり、水たまりというものは全て足を突っ込む。全身入れる天然エイドを探してはジャブンと浸かる(別名:カッパ大作戦@soyokazeさん)。130kmの小エイドへ下る途中で、水浴びをしている間に抜かれたT所選手に再び追いつく。T所選手のWood Diamond(別名:It’s just a wood stick)のストック裁きが実に力強い。互いの健闘を祈り、先を行かせて頂く。

小エイドに到着し、水をハイドレに追加し、水も頂く。3位との差は30分と聞く。まだまだ諦めないよ、ここから、ここから!「みやま」のご主人からレースで一番辛いところが、この最後の小エイドからの登り返しと聞いていた。ここから100kmコース合流地点まで600m登り200m下る。林道なんだけど、地盤が緩いから少しでも踏ん張るとズルッと滑って歩きにくいし、走りにくい。日陰もほんの少しで熱いのなんの。命からがら見つけた沢が命取りだった。小エイドで水を飲み過ぎたのか、熱さなのか、スペシャルドリンクを飲んだ後に気持ち悪くなり、ドロッと赤黒いものを吐いた。口の中はほんのり血の味。こんな状況でリタイアは勘弁してくれ、見なかった事にしよう。しばらくてから、口の中の血の味も消え、体調も問題無さそうだったから一安心。あれは何だったんだろうか?今でも不思議だ。

この上りは誰一人周りに選手はいなかったけど、常にどの選手よりも速く登ることを意識しながら登った。次はあの大きな石まで走ろう、少し歩いたら、今度はあの日蔭まで走ろう、、、凄く頑張っているんだけど、たまに本当に限界で今を頑張れているのか?自問自答じながら更に頑張る。右足の股関節が痛くなってきたけど、痛いと考えることすら苦になってきた。早くゴールに辿り着きたい。Suunto t6で標高を見ながらピークを目指すも、これがなかなか縮まらない。でも、ふと横を見るとゴールの松原公園の赤い屋根が遠くに見えた。元気を取り戻して再び頑張る。ピークに辿り着き、しばらく下ると再び100kmのコースに合流する。ここからゴールまであと20km。残り40kmと気が遠くなっていた120km地点での気持ちも、残り20kmになると疲れてても不思議と力が湧いてきた。

合流してから見覚えの後ろ姿が見えた。suuさんだ!会えてホント嬉しかった。suuさんは足を痛めてしまったようだったけど、顔は余裕の表情だった。junさんが胃をやられてしまい、この先にいる事を聞き、先を行かせて頂く。それからしばらくすると、またまた見覚えのあるフリフリのランパン姿が見えた。しらちゃんさんだ!嬉しすぎのあまり何を話したか覚えていない。ここで自分がカッパ大作戦をするので先に行って頂く。元気を取り戻して、しばらく進むと再びしらちゃんに追いつき、その先を見るとjunさんだ!会えて嬉しかったけど、胃がやられたと聞き心配になった。辛くなっても必ず調子が上がる瞬間が訪れるから、その時を信じて頑張ってと伝える。しらちゃんさんにjunさんとの記念撮影をしてもらい、先を行かせて頂く。

IMGP3856_20110803012652.jpg
(写真:日本初100ileクイーンと記念撮影!写真はしらちゃんさんよりご提供、Special Thanks!)

残り12km。ここから後は下るだけ!足も痛いけど、ゴールが近づくたびに嬉しさが込み上げてくる。最後の小エイドに到着し、水を頂く。100mile3位の選手が水も飲まずに1分前に出たと聞く。「な~に~?!」と思うも、もうそんなに頑張れない感じ。でも少しでも追いつこうと最後の力を振り絞る。キロ5が精一杯。林道が終わり、橋を越え、ロードに出る。真っ直ぐ伸びたロードに3位の選手らしき人は見当たらない。何人か選手を抜くも皆100kmのゼッケンばかり、赤いゼッケンな100milerが一向に見当たらない。そうこうしているうちに松原公園の赤い屋根が見えた。鬼ごっこもここまで。3位の選手に追いつく事は出来なかったけど、とにかくここまで辿り着けた自分に対して、嬉しくて、嬉しくて、仕方がなかった。嬉しくて涙が込み上げてきた。

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(写真:歓喜のゴールの瞬間!夢は夢見るものではなく叶えるもの!写真はアレンさんよりご提供、Special Thanks!)

松原公園手前の橋を渡るとしばらく緩い坂道になる。ここはしっかり走るルールがある事を思い出しながら、しっかり走る。ゴールまで残り300m、微かに聞こえていた会場からのアナウンスも鮮明に聞こえてきた。残り200m、最後の力を振り絞ってゴールまでダッシュをする!角を曲がって遂にゴールが見えた!ゴールには100kmを走り終えた仲間が迎えてくれた!両手を上げ百万ドルの笑顔でゴール!タイムは目標だったサブ20を上回る18時間49分、順位は総合4位。自分には上出来過ぎる結果だった。神様が言っていました「ウルトラは想いが通じるスポーツ」だと。ゴールをした時は、自分がずっとお想い描き続けてきた願いがようやく叶った夢のような瞬間でした。それはそれは言葉には表せないくらいの最高な気分でした。

~Suunto t6c Training Data~
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トレーニング効果(Suunto):5.0
EPOCピーク:228ml/kg
消費カロリー:14495kcal
最高速度:16.8km
平均速度:8.5km/h
最高心拍:187bpm
平均心拍:146bpm
最低心拍:97bpm
最高高度:1575m
最低高度:888m
累積標高:7593m(??!!)
走行距離:160km
トレーニング時間:18:49:51
順位:4位/47人中
体重:75.6kg


~表彰式でのスナップ~
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(写真:100mの部4位のyamyaさん!あれファンランのはずじゃなかったの?!@100kmの部5位のsmall islandさん)

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(写真:始めて上る表彰台!写真はアレンさんよりご提供、Special Thanks!)

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(写真:気分は最高!写真はアレンさんよりご提供、Special Thanks!)

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(写真:入賞仲間全員で記念撮影!写真はアレンさんよりご提供、Special Thanks!)


~感謝~
大会関係者、ボランティアの方々、炎天下の中本当にお疲れ様でした!100mileはとてつも長く、モチベーションと言えばエイドやコース上で皆さんにお会いする事でした。応援して頂いた皆様にも感謝の気持ちで一杯です!辛い局面のときも、そうでないときも、皆さんから頂いたメッセージやお言葉が僕を後押しをしてくれました。本当に本当に有難うございました!そして、常に健康管理をして常にサポートくれていた妻と、常に暖かい気持ちにさせてくれた娘さくらには、本当に本当に感謝しています。有難う。


~嬉しかったこと~
レース後、ISOさんから教えてもらったサイトで、自分が第3関門⇒ゴールの区間順位が1位だったと教えて頂きました。誰もが辛かったあの区間で1番タイムが良かった事は物凄く励みになりました。数字や順位が全てでない事は重々承知しているけど、正直ホント嬉しかった。


~Notes for myself~
・夢は夢を見て終わるものではない。見れた夢だからこそ叶えられるもの。想像できた事は自分の想いが強ければ必ず叶うもの。
・人の作った常識や限界は己の限界ではない。人の作った常識や限界なんて敬意を払って覆してしまおう。
・奇跡を辞書で調べると「常識で考えては起こりえない、不思議な出来事や現象」と出てくる。自分はそうは思わない「奇跡とは努力の積み重ねが引き起こす特別な瞬間」だと思う。
・努力は最高!!



Keep on Trailrunning!
tomo2011
00:57 race | コメント(33) | トラックバック(0)

June 2011, Training & Weight

2011/07/11

IMGP4279.jpg
(写真:さくらのユニフォームも出来上がりました!本人も喜んでいる模様♪)

training
training hours: 67hours46min
training days: 20days
run: 65hours46min
bike: 2hours0min
amt: none
race: OSJ Okukuji Trail
alcohol: 10days

weight
77.2kg⇒74.8kg(-2.4kg)

body fat
18.5%⇒17.5%(-1%)

some notes for myself
・育児とランニングの両立は早起きに限る!
・神様が言っていた「100mileレースのゴールはいつもドラマのよう」自分も最高のドラマを味わえるようにおんたけでは精一杯の闘魂を注入したい。
・人間には3つのことしか起きない。生まれる、生きる、死ぬ。生まれたことは覚えてないし、死ぬことも解らない。やれることが生きることなら毎日を精一杯生きよう!


Keep on trailrunning!
tomo2011

10:03 report | コメント(14) | トラックバック(0)
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