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Second attack to Hasetsune!

2011/11/05
hasetunestart.jpg
(写真:ハセツネCUP2011スタート!写真はトレラン王国より頂きました、Special Thanks!)

自分にとって2回目となったハフェフネCUPは9時間55分17秒(総合62位)という結果でした。1回目に走った記録より2分近くオーバー。密かな目標がサブ9だったから、正直結果は満足のいくものではなかったけど、レース内容としては過去に走ったレースの中でもTOP5に入るくらいの満足度でした。

今回レース中にハイドレから水が漏れてしまうハプニングが起きました。レース前にもザックが少し濡れている事は確認していたのですが、それはただハイドレとホースの連結部分の差しが甘かったから漏れていた程度にしか思っていませんでした。がしかし、レースが進むに連れて、飲んでいる量とハイドレに残っている量が明らかに違うことに気付き「これ結構ヤバイ展開じゃないの?!」と事の重大さに気付かされました。人生で始めてクラシアンを呼びたいと思ったのは、この日が始めて。少し焦っていたところで、入山峠からほぼ一緒に走っていた戦友ISOさんから「なるようにしかならない!行けるところまで頑張りましょう!」と、とても前向きで励みになる言葉を頂き、冷静さを取り戻せた気がしました。

水漏れに気付いてからは、なるべく省エネで摂取する水分を減らしてはいたものの、三頭山手前の槙寄山ではハイドレがスッカラカンになってしまい、唯一水を補給できる第二関門までの10km弱が鬼のように長く感じた。摂取する水分が少ないおかげで、体が次第に脱水気味になっていくのも解った。三頭山の登りでは、足を一歩出すのも一苦労といった感じで、後続選手にバンバン抜かれる。「俺相当遅いんだろうな」そんな事を思いながら、ハンガーノックにはなるまいと、水なしで食べるジェルがスゲー甘い。パラつく雨が降るたびに口を空けて水分補給と思っても全く飲めた量ではない。「キョロキョロしても水の入ったペットボトルなんてトレイルに落ちてないよ!」と、自分に突っ込みを入れながら進む。この区間、唯一抜かせて頂いた選手はウッドダイヤモンド(It is just a wood stick)を使用していた横山峰弘選手だった。とても辛そうだったけど、沈黙なる気迫が感じられた。だんだんと意識がもうろうとしてきて状況が更に辛くなっても、レースを止めたいとかマイナスな気持ちは一切湧き上がってこない。そもそも自分の辞書にはリタイアという文字は存在しない。これはとても自慢することでもないし、人に共感を得るものでもないけど「リタイア=自分に対して負ける」「レース=自分自身との戦い」そんな勝手な思いがあるからリタイアだけは絶対にしたくないと常に思ってしまう。この先、歳を重ねるごとに、こんなちっぽけな考え方は変わっていくのかもしれないけど、とにかく今は自分自身だけには絶対負けたくないという気持ちがある。

6時間14分かけてようやく第二関門に到着。頭の中は「H2O H2O H2O H2O H2O H2O H2O」で一杯一杯。エイドでは持参していたILOHAS 500mlのボトルを使って、その場で1リットル飲んだ。残りの500mlはハイドレではなくボトルに入れて、いざ出発と思っていた矢先にボトルから水がピューっと漏れ始める。そうそう、レース中にボトルがコンパクトになるようクシャッとしていたせいで、ボトルに穴が空いてしまったようだ。少々の焦りもありながらも「えっ?これドリフ?!」と少し楽しくもなってきた。水を飲んだら「水を得た魚」のように元気が一杯。頭も冷静さを取り戻して、とにかく完走をしようと思っていた考えが、SUB10を意識し始める。

御前山の上りで、昨年は金比羅尾根で会った原始人さんに会う。実力的には自分より更に上をいく仲間だけど、この日は胃のトラブルで調子が悪そう。「時間が掛かってでも絶対にゴールするから!」という言葉に後押しされ先を行かせてもらう。三頭山でバンバン抜かれていたお返しに今度は御前山で自分がバンバン抜く。御前山山頂に着き、少し下ってコースを外れたところの非難小屋で漏れを覚悟でハイドレを満タンにする。コースに戻ると抜いていた選手に再び抜かれていたので、またまたバンバン抜き返す。大ダワまでの苦手な下りはハラハラドキドキしながらも絶好調。大ダワでの仲間の大応援団が嬉しいのなんの。超元気になる!大岳山までの走りやすいトレイルでは、のまさんに追いついて先を行かせて頂く。実力的には自分より更に更に上をいく先輩なんだけど、今日は調子が悪そう。辛くても前に進もうとしている姿勢が格好良く見えた。大岳山の上りでは三頭山の上りで抜かれたelbさんに追いつく。今度はelbさんが水のトラブルでクラシアンを呼びたそうだった、、、大岳山頂まで来れば先々ある階段以外は全て走れるトレイルだからゴールがだいぶ見えてくる。大岳の下りも危ない場面がありながらもNo bloodで無事生還。非難小屋で満タンにしたはずのハイドレもそろそろ完売。でも、綾広の天然水があるから大丈夫と思っていた天然水もパイプが外れていたせいで飲めずにスルー。悔しいです!

8時間42分かけて第三関門に到着。SUB10達成までのタイムリミットは1時間18分。頑張ればイケる!嬉しさが込み上げてくる。そして日出山にはアンさんが応援してくれていることは解っていたから更に元気が出る。御岳神社の水場で最後の補給を済ませる。この辺でガスがひどく視界が悪かったので、ヘッデンとハンドのON/OFFの繰り返し。日の出山ではアンさんから激励を頂き、ここからは約束どおり魂の走り。正直この時点でSUB10は見えていたけど、妥協した走りだけはしたくなかった。ゴールテープを切る瞬間まで全て出し切ろうと、とにかく走って走って走りまくって、目の前にあるライトは全て抜かせて頂く。ライトが見えなければ自分自身の弱音に負けないように必死で走った。凄く凄く苦しいんだけど、家族のことや仲間のこと考えながら走れば更に頑張れた。そして長くも短くも2回目のハフェフネは全て出し切って終わった。


hasetsunefinishl.jpg
(写真:ゴールの瞬間!ド笑むポーズでウキキ!写真はハリ天さんハリマネさんより頂きました!Special Thanks!)


2回目のハセツネは、獣にもなれずタイムも正直納得のいくものでもなかったけど、レース中にハイドレが壊れてしまうというハプニングの中「ドン底になった気持ちを⇒どうやってゴールにたどり着こうか?⇒次第にはせめて昨年の自分越えをしてやろう!」と前向きに考えていた自分がいたこと、最後は完全にプラス思考で走っていた自分がいたことが、とても大きな収穫でした。この気持ちはDMJという仲間やたくさんの仲間が同じく苦しみながら(喜びながら)一緒に走っているという大きな支えがあったから芽生えた強い気持ちだと思います。改めてDMJという熱い仲間と一緒にハフェフネという舞台で同じ時間を共有出来た多くの仲間に本当に感謝の気持ちで一杯です。


感謝
大会関係者やスタッフの方々、お疲れ様でした!皆様無くしてこの大会は存在しません!本当に本当に有難うございました!浅間峠での大応援、大ダワでの大応援、日の出山での大応援、数え切れないところで応援して頂いた皆様、本当に感謝しております!何度も何度も心が折れそうな時、その応援が後押しをしてくれました。お声を掛けて頂いたのにも関わらず、あまり気の利いた応対が出来なった方もいたかと思いますが、すみません!結構一杯一杯でした!


次のレースは相方ISOさんと出走する神流ペアマッチ!フランスの招待レースに目が眩んだ多くのバカヤロウ共(Especially me!)と戦ってきます!その後はアメリカで開催されるChimera100mileというレースで、人生二度目の100マイルレースを走る予定です。

「今日という日を全力で生きる!」という最大の目標を抱え、引き続き精進していきたいと思っていますっ!


Keep on Trailrunning!
Tomo2011
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10:54 race | コメント(10) | トラックバック(0)
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